刺青あるいはタトゥと身体表現の自由

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刺青あるいはタトゥと表現の身体表現の自由 (注)「はじめに」で控訴審判決を引用した際に、一部間違いがあったので、改訂しました。(2011年11月21日) Table of Contents 1. はじめに 2. 身体における自然と文化――身体は医学の領域を越える 2.1. ファッションと身体 2.2. 支配的な身体表現と少数者の身体表現 2.3. 自然科学=合理主義の身体観と文化的な身体 2.4. […]

書評 アライ=ヒロユキ『検閲という空気――自由を奪うNG社会』(社会評論社)

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書評 アライ=ヒロユキ『検閲という空気――自由を奪うNG社会』(社会評論社) 本書は、その副題に「自由を奪うNG社会」とあるように、「NG」を連発するようになっている日本の現状を具体的な事例で紹介しつつ、その底流にある不寛容がいったい何に由来しているのか、そしてこれに対して、私たちの側からどのような対抗が可能なのかを論じており、挑戦的な仕事だ。本書で取り上げられた事例は非常に広範囲で、地域社会の日 […]

声明 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する。

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以下、JCA-NETの声明を転載します。海賊版サイトへのブロックの問題はこの声明のなかで指摘されていますが、こうしたブロックが公権力とプロバイダーによって恣意的に行なえる土台が構築されかねない極めて危惧すべき政策だと考えます。 声明 知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議による「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」に反対する。 2018年4月23日 JCA-NET理事会 東京都千代田区外神 […]

誰が〈表現の自由〉を殺すのか ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件と裁判判決から考える

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ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件から5年。写真家・安世鴻さんが世界的カメラメーカーのニコンを訴えていた裁判で東京地方裁判所は、2015年12月、勝訴判決を言い渡しました。3年のわたる裁判闘争の過程では、ニコンが抗議を恐れて中止決定に至った具体的経過や、ネット上の抗議行動が「表現の自由」に与えた影響などが明らかになりました。 「慰安婦」問題、表現の自由、企業の社会的責任、「炎上」と「自粛」、排外 […]

「記憶と美術館:彫刻とモニュメントをめぐって」についての幾つかの異論

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昨日(2017年5月16日)、東京芸大で美術家の白川昌生を招いて公開講義が行なわれた。テーマは「記憶と美術館:彫刻とモニュメントをめぐって」。司会を毛利嘉孝がつとめた。ウエッブの案内には以下のような趣旨が記載されている。 「今日、記憶はどのように継承されているのでしょうか。そもそも集合的記憶は誰のものであり、誰によってつくられ、誰によって維持されているのでしょうか。美術館や芸術作品は、しばしば集合 […]

群馬県立近代美術館の検閲への抗議と要請

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抗議と要請 群馬県立近代美術館による白川昌生さんの作品「群馬朝鮮人強制連行追悼碑」を撤去させた措置は、憲法が禁じる検閲にあたり、認められません。強く抗議するとともに、作品の速やかな展示の復活を求めます。 抗議の理由を以下書く。 上毛新聞は以下のように報じている。 上毛新聞 4/23(日) 6:00配信(yahooニュースより) 群馬県立近代美術館(高崎市綿貫町)で22日始まった企画展「群馬の美術2 […]