EUにおける盗聴捜査をめぐる新たな動き(5G、IoTの動向踏まえて)

以下、簡単なコメントのあとに、英国の反監視運動団体、Statewatchの記事(プレスリリース)を転載します。 (コメント) 5Gへの移行は同時にIoTの普及でもあり、私たちは、単純に監視社会化が進むと考えてきましたが、捜査機関からすると、従来の盗聴捜査が不可能あるいは時代遅れになる危険性があるとみており、法制度による対応や、そもそもの5Gの技術が法執行機関の盗聴が可能なのような技術仕様にすることを、国際的な技術標準に盛り込むことをも画策しているようです。こうした動きが、EUであり、英国が同調していれば当然、米国や日本も同調するでしょう。5Gの技術で支配力をもつ中国のHuaweiがやっかいな存在だと考えられているのもこうした文脈から理解するべきなのかもしれません。 また、日本のIoT調査もこうした監視技術の確保のための実験という側面があることは前から疑念がもたれていましたが、それが国際的な文脈も更に背景としてあるとすると、5G、IoTなどと監視社会問題の広がりはかなり大きいように思います。 早晩日本でも5GとIoTを念頭に置いた盗聴法や関連する監視法制の改悪は必至と思います。 EUの個 […]

G20批判

Table of Contents 1 はじめに 1.1 G20とは何なのか―外務省の解説 1.2 変質しつつあるG20 2 G20と国際関係 経済の政治学 2.1 ポスト冷戦の資本主義が抱え込んだ危機 2.2 グローバル資本主義の基軸変動によるG20の変質 2.3 G20大阪の議題 3 G20の何が「問題」なのか 3.1 市場と制度の相克 3.2 資本に法制定権力がないという問題 3.3 市場のルールの覇権の揺らぎ 4 G7、G20と対抗する民衆運動 4.1 オルタ/反グローバリゼーションをめぐる運動 4.1.1 運動の多様性と限界 4.1.2 伝統主義というオルタナティブ 4.2 植民地からの独立、ケインズ主義、新自由主義、どれも不平等を解決してこなかった。 4.2.1 現代にも続く「本源的蓄積」過程 4.2.2 グローバルな格差は解決できていない 4.3 メガイベントとしてのG20 5 移民をめぐって 5.1 民衆という主体の不在 5.2 〈労働力〉とはナショナルなものとして構築され、資本は越境する〈労働力〉の流れを生む 5.3 文化的同化 6 情報通信インフラの国際標準をめぐる […]

6.8集会とデモ:ビッグデータがもたらす監視社会、G20デジタル経済・貿易会合への批判

■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 6.8 集会とデモ ビッグデータがもたらす監視社会 G20デジタル経済・貿易会合への批判 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 日時:6月8日(土)集会 14時から 場所:つくば市春日交流センター大会議室 (つくば市春日2-36-1 春日学園義務教育学校向かい つくばエクスプレスつくば駅よりバス 春日一丁目 春日二丁目下車) 地図は下にあります。 お話 小倉利丸さん(盗聴法に反対する市民連絡会) 参加費 500円 デモ 16時半から 会場からつくば駅周辺へむけて 主催 戦時下の現在を考える講座 連絡先090-8441-1457(加藤) mail: under_the_war_regime@yahoo.co.jp ■■またつくばでやる?■■ 二〇一六年のG7・科学技術担当大臣会合から三年、またつくばに各国閣僚 級の集まる国際会議がやってくる。大量の警察官と検問、公共施設や公園 からの締め出し、市民とは無関係な式典・イベント。そして抗議行動への 刑事弾圧。前回G7つくば会合の成果なんてこんなものしか浮かばない。こ れらを勘案してもなお、つくば市には国際 […]

G20サミットを持続させるな!

G20サミットを持続させるな! 集会やります 日 時 2019年5月17日(金)18:30~ 場 所 文京シビックホール 会議室1(3階)     資料代 500円 G20(金融・世界経済に関する首脳会合)が大阪で6月28、29日に開催されます。アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、韓国、南アフリカ共和国、ロシア、サウジアラビア、トルコ、英国、米国、欧州連合(EU)が参加する会議で、G7以上に注目されています。首都圏では、つくばで6月8、9日に貿易・デジタル経済大臣会合が開催されます。新自由主義グローバリゼーションによって金融危機、貧困、気候変動と環境破壊、戦争などを世界中にばらまいてきたG20の国々の多くでは、日米を含め極右が政治の中枢に入りこむようになっています。 発言者 ★藤田康元(戦時下の現在を考える講座、つくば市在住) デジタル技術神話を解体する ★内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表) 自由貿易にNOを突きつける国際市民社会の運動 ★稲垣豊(ATTAC首都圏) 「造 […]

G20大阪NO! アクション・ウィーク(6月28−29日、大阪)お知らせと賛同のお願い

G20大阪NO! アクション・ウィーク(6月28−29日、大阪)お知らせと賛同のお願い G20大阪NO! アクション・ウィーク実行委員会 代表(五十音順) 斉藤日出治(大阪労働学校アソシエ学長、大阪産業大名誉教授) 高里鈴与(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会) 服部良一(元衆議院議員)   6月28−29日に大阪・インテックス大阪でG20サミットが開催されます。日本で初めて開催される2019年G20サミットにあたって、私たちは世界の人々と連帯して、私たちの未来を構想し、実現に向かって着実な一歩を踏み出すための取り組みを呼びかけます。   当実行委員会では、以下の行動を計画しています。 5月11日(土)プレ企画☆小倉利丸さん講演会 □講演:「G20の混迷と私たちの未来」 小倉利丸さん(批評家、ブログ「no more capitalism」を主宰、著書に『絶望のユートピア』など) □海外からのビデオメッセージほか 午後6時半からエルおおさか南館5階ホール 地下鉄谷町線/京阪・天満橋下車・土佐堀通り沿いに西へ300m(松屋町筋との交差点の手前) 参加費500円 5月26日(日) (トラ […]

4/27~5/1 終わりにしよう天皇制!反天WEEK!

天皇制を「平成」で最後にしよう!  いよいよアキヒトが退位し、ナルヒトが新天皇となる5月1日が近づいてきました。 「おわてんねっと」は、すべての皆さんに「終わりにしよう天皇制!反天WEEK」の連日のたたかいへの結集を全力で訴えます。  「平成」の天皇制は、アキヒト・ミチコともに、社会のなかでの活動の幅をひろげてきました。日本国憲法が想定した天皇の役割をはるかにこえて、被災地や各地への訪問を繰り返し、また「慰霊の旅」と称して日米戦の激戦地を巡り、感謝・感激する日本人の姿がマスコミで報じられてきました。  しかし、天皇の微笑みは人々から「抗う力」を奪い、侵略の歴史を忘却することに最も力を発揮してきたのではないでしょうか。天皇制は、日本帝国主義の侵略の歴史を、社会を覆う差別や搾取を、曖昧うやむやにする日本国家最大の仕掛けです。  東京五輪をへて、2020年代の日本社会は、より深刻な状況を迎えるでしょう。私たちがこの困難な時代を、権力者に騙されず「抗う力」をもって生き抜いていくためには、天皇制の呪縛から解き放たれねばなりません。  日本帝国主義がアジアに残した深い傷跡と向き合い、新たに国外から […]

気候変動に抗議する非暴力直接行動、Extinction Rebellion

昨年から、英国を中心にして起きている気候変動に抗議する非暴力直接行動、Extinction Rebellionが4月15日から集中行動を呼びかけ、公共交通を遮断する行動をおこなっている。 これまでに、300人以上が逮捕されている。私のアンテナになぜかひっかかってこなかったのだけれども、日本語の情報がなかなかみつからない。気候変動に関心のある日本の運動体がどのくらいこの運動を報じているのか。 国際的な運動も呼びかけられており、オーストラリアでも地方議会占拠。 https://wattsupwiththat.com/2019/04/16/extinction-rebellion-occupies-south-australian-parliament-demands-more-climate-action/ 米国のサイト https://extinctionrebellion.us/rebellion-week こうした運動が昨年からあったことを知っていたら、フランスのイエローベスト運動との関連も含めて、運動の目標や運動のスタイルなども含めて、もっと幅広い議論ができたかもしれない。いずれに […]

返上以外の選択肢はない!2020東京オリンピック誘致の違法性をなぜ問わない?

2019年3月19日に開催されたJOC理事会で、竹田恒和の6月の任期終了によって退任することを決めた。フランスの捜査当局が贈賄容疑で捜査していることに対して、竹田は、自身の潔白を1月の記者会見でも主張したが、辞めざるをえないところに追いこまれた。 東京新聞は3月20日の社説で次のように述べた。 「当時の東京五輪・パラリンピックの招致委員会は、約百四十九億円もの費用をかけながらリオデジャネイロに敗れた。そのため二〇年大会の招致では、大手広告代理店が推薦したシンガポールのコンサルタント会社に二億円超を支払って万全を期したが、その一部が票の買収に使われたことが明るみに出た。 贈賄疑惑を追及する仏司法当局が、招致委の理事長を務めていた竹田氏に捜査の目を向けるのは当然といえる。一方の竹田氏はコンサルタント会社に支払ったのは「正当な対価によるもの」としている。ただ、その金がどのように使われるかを知らなかったとしても、会社の素性や背後にいる人物を慎重に調査するべきだった。一六年大会の招致に失敗した焦りがあったのかもしれない。」 オリンピック招致でリオに敗北した総括として、買収作戦を展開したわけだが、 […]

ニュージーランドの白人至上主義者によるテロリズムについて

今回の事件は、その被害者の規模からみても、ニュージーランドという場所からいっても、かなり深刻だな事態だと思います。 犯人たちは、犯行前にかなり詳細なマニュフェストを公開しています。 Observer紙が全文をネットで公開しています。 https://observer.news/featured/the-manifesto-of-brenton-tarrant-a-right-wing-terrorist-on-a-crusade/ 詳細に読んだわけではありませんが、極右の若者が何を考えているのかを知る上でいくつか気になることが書いてありました。 ・白人労働者階級の貧困層出身で学歴も高卒と述べている。 ・政治経験について、最初はコミュニストに、次にアナキスト、そしてリバタタリアンになり最後にエスノナショナリストになったという。 ・「グリーンナショナリズムが唯一のナショナリズム」である。 ・必ずしもクリスチャンではない ・文化の多様性を否定しない。むしろ白人文化がイスラムによって侵略されており、このことが多様性を否定することになっている。 ・それぞれの文化、民族はそれぞれの生れた場所で生き […]

牙をむくナショナリズム

PDFはこちらからダウンロードしてください 目次 1. はじめに 2. 世界を席巻する極右 2.1. 戦争の再定義 2.1.1. 対テロ戦争 2.1.2. サイバー戦争と憲法9条 2.2. 極右の世界観 3. 明仁の「おことば」 3.1. 「おことば」そのもの 3.2. 平和とあいまいな言説が隠蔽する時代の闇 3.3. 政治を語れない天皇と政治を語りたがらない民衆 3.4. 自民族中心主義としての「独自文化」 3.5. 「皇室とともに」と皇室なしに、どちらが平和の選択肢として好ましいのか 3.6. 綺麗事を並べることの政治的効果 3.7. 個人としての天皇ではなく、構造としての天皇が問題の中心にある 4. 象徴とは何なのかを理解できない天皇 4.1. 天皇の利益相反―国事行為者であることと神道祭司であること 4.2. 象徴天皇制をそのままにして政教分離は可能なのか 5. 牙を剥くナショナリスト 5.1. 布教者としての天皇 5.2. 信仰に無自覚であること 5.3. 「日本人」というカテゴリー化そのものに内包するレイシズム 1 はじめに たぶん、今私たちは、〈運動〉の文脈のなかで分かり […]

【声明】靖国神社での抗議行動は正当だ! 東京地裁は直ちに2名の勾留を解け! 公判闘争を支援しよう!

以下、反天皇制運動連絡会のブログから転載します。 2019年2月5日 反天皇制運動連絡会 2018年12月12日、靖国神社外苑で、2人の香港人の男女が「建造物侵入」の容疑で逮捕された。 男性は、「南京大虐殺を忘れるな 日本の虐殺の責任を追及する」と書かれた横断幕を広げ、日本軍国主義、南京大虐殺、靖国神社A級戦犯合祀に対する批判のアピールを行った。女性は、男性の抗議行動をビデオで撮影していた。抗議を開始してまもなく、靖国神社の神門付近にいた守衛がやめるように言ってきたので、男性が立ち去ろうとしたところ、複数の守衛が2人を取り押さえ、警視庁に引き渡した。 2人はそのまま逮捕・勾留され、さらには12月26日に起訴されてしまった。その身柄は今なお警察署の「代用監獄」に留め置かれている。1月15日の弁護団による保釈申請に対しても裁判所はこれを却下。2人はすでに1ヶ月以上も勾留され続けているのだ【注】。 「人質司法」といわれる日本の刑事司法のありかたは、内外から多くの批判を浴びている。今回2人は、「正当な理由なく靖国神社の敷地内に侵入した」建造物侵入という罪状で起訴された。だが、外苑は誰でも自由に […]

総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)による 「IoT機器調査」の中止を強く求めます

総務省による前代未聞のハッキング調査が始まっている。「サイバー攻撃」への不安を煽り、ネットのユーザが戸締りの責任を持つべきだという態度にはいくつもの不審な点がある。以下の声明はそうした疑問点を率直に提起している。私も呼びかけ団体に関わる者として、18日に開かれた国会議員会館での説明会・学習会で発言しました。 以下、声明本文です。団体賛同を募集中。是非賛同をお願いします。 ——————— 総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)による 「IoT機器調査」の中止を強く求めます 2月1日、総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)はIoT機器の脆弱性を調査する「NOTICE」(National Operation Towards IoT Clean Environment)を昨年11月に成立した「電気通信事業法および国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律」に基き、2月20日から実施することを公表しました。総務省は、調査対象となるIPアドレスは約2億であることも公表していま […]

「日の丸・君が代」の強制跳ね返す3.2神奈川集会とデモ

転送・転載歓迎 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 「日の丸・君が代」の強制跳ね返す 3.2神奈川集会とデモ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ > ◆2019年 3月2日(土) 集 会:13時30分〜 デモ出発:16時15分 ◆横浜市技能文化会館 802大研修室 (地図) *根岸線[関内駅] 南口から徒歩5分 *横浜市営地下鉄ブルーライン [伊勢佐木長者町駅] 出口2から徒歩3分 ***************************************** ◆お 話; 小倉利丸さん 「牙をむくナショナリズムー「平和」に潜む戦争と排外主義ー」 > 主要な欧米諸国だけでなく、アジアやラテンアメリカなどの主要国の多くが極右やいわる宗教不寛容な政権や議会勢力によって大きく左右される時代になっています。人権や市民的自由が後退し、移民排斥、ジェンダー、宗教、ライフスタイルなど、様々なマイノリティを政府や議会が率先して抑圧する国々が次々に登場しています。 安倍政権が目指す改憲や代替りを迎える天皇制ナショナリズムの動向も、こうした世界の動向のなかでその意味や性質をみておく必要があり […]

反資本主義の再定義―台頭するグローバル極右を見据えて

本稿は「1968年―89年―そして世界と日本の現在を考える:分断の時代を越える2.2シンポ」のために準備された草稿である。 Table of Contents 1 メインストリームする化「極右」―左派、リベラルの政権そのものが激減している 2 民衆叛乱そのものの変質 2.1 六つの特徴 2.2 同期する日本の大衆意識 2.3 運動が抱える限界 3 黄色いベスト運動 3.1 なぜ旗が立たない? 3.2 右翼の対応 3.3 ATTACと緑の対応 3.4 アントニオ・ネグリのコメント 3.5 Crimethinc「進行中の分裂への貢献」の分析 3.6 何が左右で共有されているのか 4 極右の世界観―従来のネオリベラリズムとの本質的な違い 4.1 スティーブ・バノンの場合 4.2 アラン・ド・ベノワの場合 4.3 移民、資本にとっての予備軍 5 反資本主義の課題とは何か―極右の台頭に抗するために 5.1 敵を個人の人格に還元すべきではない 5.2 資本主義の構造とその抵抗主体 5.3 マルクスの資本主義批判=資本批判の限界 5.4 アナキズムによる国家の否定の限界 5.5 物質性と身体性と不可 […]

1968年―89年―そして世界と日本の現在を考える:分断の時代を越える2.2シンポ

主催 反資本主義左翼(LAC) 連続講座 (連絡先 090-1429-9485荒木) ●パネリスト 小倉利丸(現代資本主義批判研究) 山口智之(APFS 労働組合) 津川 勤(差別・排外主義に反対する連絡会) 原 隆 (NO-VOX Japan) ●司会/坂本 健(早稲田あかね) ●2月2日(土)午後5時半開場 ●会場/スペースたんぽぽ     (千代田区三崎町2の6の2 ダイナミックビル4F  水道橋駅から徒歩8分) ●資料代 500円 分断の時代を越える2.2シンポジウム ●いま世界では、格差・不平等の広がりとともに、二極化と分断が深まる中、グローバリズムとナショナリズムそしてデモクラシーが、相互にトーンを上げながらきしみを立てている。 ●「1968年」と現在との間に深い「断層線」を走らせたものは何か? 1989年の「冷戦」終焉から30年―世界情勢は大きく転換した。現在は、歴史的にみて、どんな時代なのか? 歴史は繰り返すのか? 「1度目は悲劇として、2度目は喜劇として」とは、『ルイ・ボナパルトのブルュメール18日』でのマルクスの言葉だ。歴史が繰り返されるかどうかはともかくとして、繰 […]

1月12日(土)巧妙になる市民監視:私たちの対抗アクションは?+セキュリティの入門実践セミナー

********************巧妙になる市民監視 私たちの対抗アクションは?********************◆お話 小倉利丸さん(盗聴法に反対する市民連絡会) ◆運動の現場から★共通番号いらないネット(共通番号・カードの廃止をめざす市民連絡会)原田富弘さん★すべての基地にNOを!ファイト神奈川木元茂夫さん・星野潔さん★共謀罪、盗聴法などの運動体からーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆日時:2019年1月12日(土) 15時30分〜18時◆会場:かながわ県民センター301号室◆資料代 500円◆主催:監視社会を考える1.12集会実行委員会盗聴法に反対する市民連絡会共通番号いらないネット住基ネットに「不参加」を!横浜市民の会ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー共謀罪、秘密保護法、盗聴法改悪、共通番号制と監視立法が次々に成立しました。2019年5月には天皇代替わり、2020年には東京オリンピックが開催されますが、テロ対策の強化を名目にこれらの監視立法が私たち、市民活動の様々な自由(集会・結社の自由)を […]

(日程変更のお知らせ)2月5日に変更:5回小倉利丸著『絶望のユートピア』 (桂書房) を枕に 社会を変える夢を見るための連続講座

ATTACの『絶望のユートピア』 (桂書房) を枕に 社会を変える夢を見るための連続講座の日程を申し訳ありませんが、下記のように変更させていただきます。予定を組んでいただいていたかもしれません。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。ご参加いただけるようであればよろしくお願いします。 なお本はお持ちでなくても構いません。また、当日購入される方は後払い、分割払いでお渡しします。 当日の参考資料「労働概念の再検討:労働の廃絶論をめぐって」 (下記のリンクからダウンロードしてください) https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/wp-content/uploads/2019/02/roudouhaizetu.pdf 新規の日程 2月5日(火)19時から 場所 ATTAC首都圏事務所 千代田区神田淡路町 1-21-7 静和ビル 1 階 A 地下鉄「小川町」B3出口。連合会館の裏手です。 https://www.mapion.co.jp/m2/35.69575861,139.76569319,16 事前に読んでくる必要はありません。1 話完 […]

暗号化メールサービス、Protonmailの導入から使い方まで

Protonmailの導入から使い方までを、以前、antisurveillanceのサイトで公開しましたが、Protonmailの日本語化などをふまえて、改訂して下記に置いてあります。なるべく初心者の方でもアカウントをとって使えるようにと思い書いたつもりです。これを機会にちょっと試してみたいという方、使ってはいるけれどもよくわかってないという方もいると思います。参考になさってください。 監視社会からの自由を Protonmailにアカウントを登録する https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/knowledge-base/protonmail-account/ Protonmailのアカウント設定を確認する https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/knowledge-base/protonmail-account-setting/ Protonmail:メールの読み書き、分類など https://www.alt-movements.org/no_more_capitalis […]

(抄訳)フランスの黄色いベスト運動:「エコロジー」、「ネオリベラリズム」、「非政治性」の間

以下に訳出したのは、Crimethincに掲載された「黄色いベスト」運動の分析である。この論文の後半部分を訳出した。 フランスにおける黄色いベスト運動 数週間前、マクロン政権は、2019年1月1日に再びガソリン増税をし、全面的にガソリン価格を引き上げると公式に発表した。 この決定は、「グリーンエネルギー」への移行の一歩とだと正当化された。 ディーゼル車は、通常のガゾリン車より安価なのでフランスの車の3分の2を占める。政府は、何十年もの間ディーゼル車購入を促進する政策をとってきた後で、ディーゼル燃料はもはや「環境にやさしい」ものではなく、人々は車と習慣を変えるべきだと決めつけた。マクロンは、政権当初、超富裕層の所得税減税を実施した。たとえ裕福層がエコロジー的に有害な産業活動が生み出す利益から恩恵を受けていたとしても、エコロジー的に持続可能な技術に移行するために富裕層の課税を利用することはなかった。その結果、マククロンのガソリン税に対するエコロジーについての議論はほとんど無視されてきた。多くの人々は、貧困層に対するもう1つの攻撃として、ガソリン税増税の決定を理解したのだ。 フランス政府は、 […]

ナショナリズムに横取りされる反貧困、反新自由主義―「黄色いベスト」運動をどうみるか―

フランスでは燃料税(炭素税)増税をきっかけに「黄色いベスト」運動が急速に動員力を増して、道路封鎖デモから暴動状態になっている。少なくともテレビ報道では、このデモの背景についての説明はない。 炭素税増税に反対という結論は同じでも、その理屈は相対立する幾つかの立場がある。一つは、マクロン政権の炭素税増税=気候変動対策はまやかしであって、その効果はない、とする立場。真に気候変動対策となるCO2排出削減の政策なら賛成、ということでもある。二番目は、そもそも気候変動やCO2排出削減という政策そのものを否定する。トランプなど最近の極右政権がこうした立場をとる。気候変動陰謀説ともいえるもので、日本では、原発反対運動のなかにも、気候変動=CO2排出問題が原発推進の加担しかねないという危惧から懐疑的な立場をとる人たちもいる。三番目は、そもそもどのような理由であれ、これ以上税金を払いたくない、という立場。「黄色いベスト」運動はこの三つの立場が巧妙に路上で結合して発火した闘争といえる。 「黄色いベスト」運動は、また、農村部や低所得層の政権への不満を巧みにとりこんで急速に広がったように見える。地方を切り捨て、 […]