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(PI)抗議活動に際して、警察のソーシャルメディア・モニタリング方法
抗議活動でのソーシャルメディア・モニタリングの使用方法と、データへのリスクを最小限に抑える方法についての簡単なガイド(英国版)です。
2021年5月6日
重要なポイント
●ソーシャルメディアモニタリングとは、Facebook、Twitter、Instagram、Redditなどのソーシャルメディアプラットフォームで共有される情報を監視、収集、分析することです。
●抗議活動の主催者は、ソーシャルメディアを利用して、抗議活動を組織したり、抗議者と連絡を取ったり、抗議活動の写真やビデオをアップロードしたりします。
●警察は、ソーシャルメディアのページやグループを「データマイニング」して、主催者の身元や所属、予定されている行動の場所や時期、その他の関連情報を知ることができます。
●抗議活動中にソーシャルメディアを利用したい場合は、利用するプラットフォームの位置情報設定をオフにすることを検討してください。
●他にもいろいろな方法がありますが、完全な解決策はありません…。

ソーシャルメディア・モニタリングとは何ですか?
ソーシャルメディア・モニタリングとは、Facebook、Twitter、Instagram、Redditなどのソーシャルメディア・プラットフォームで共有される情報を監視、収集、分析することです。
公開または非公開のグループやページに投稿されたコンテンツを盗み見ることも含まれます。また、あなたが投稿したコンテンツやあなたの行動に関するデータ(「いいね!」や「シェア」など)を含む、ソーシャルメディアプラットフォームからすべてのデータを取得する「スクレイピング」が含まれる場合もあります。
ソーシャルメディアモニタリングでは、スクレイピングやその他のツールを用いて、大量のソーシャルメディアデータを収集・分析し、ユーザーのプロファイルや予測を作成することができます。
抗議活動に関連して、ソーシャルメディア・モニタリングはどのように使用されますか?
抗議活動の主催者は、ソーシャルメディアを利用して、抗議活動を組織したり、抗議者と連絡を取ったり、抗議活動の写真やビデオをアップロードしたりします。
これは、警察がソーシャルメディアのページやグループを「データマイニング」して、主催者の身元や所属、計画された行動の場所やタイミング、その他の関連情報を知ることができることを意味します。
警察は、過去または将来の抗議活動に関連するソーシャルメディアの投稿を追跡し、抗議者を特定することができます。
また、警察は、ソーシャルメディアにアップロードされた抗議活動の画像やビデオに顔認識技術や歩行認識技術を適用して、抗議活動の参加者を特定することがあります。
抗議活動に参加する際の注意点
抗議活動の画像をソーシャルメディアにアップロードした場合、抗議活動の現場で個人を特定して配置するために使用される可能性があります。
ソーシャルメディアプラットフォームやカメラ・写真アプリの位置情報設定がオンになっている場合、抗議活動の現場やその近くからネットに投稿すると、警察がその位置情報にアクセスする可能性があります。
抗議活動中にソーシャルメディアを利用したい場合は、利用するプラットフォームの位置情報設定をオフにすることを検討してください。抗議活動の画像を共有する場合は、抗議活動に参加した個人の同意を得ずにタグ付けしないでください。これにより、警察が抗議活動に参加した人を特定するための痕跡が残る可能性があります。
抗議活動の画像をソーシャルメディアにアップロードする場合は、事前にEXIFデータを削除することを検討してください。EXIFデータとは、画像に関連付けられたメタデータで、撮影場所、日時、使用したデバイスなどの情報がわかります。
注意していただきたいのは、映像は背景の情報(例:モニュメントやランドマーク)からも地理的な位置を特定できることです。身の回りを撮影する際には、このことを念頭に置き、背景が特定できるようなものは避けるようにしてください。

出典:https://privacyinternational.org/explainer/4509/how-social-media-monitoring-can-be-used-protest
(PI) 抗議活動に際して、警察による携帯電話抽出と利用方法
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(PI)抗議行動に対する警察のIMSIキャッチャーの使用方法