以下はEFFによる報道発表の訳です。(訳者)

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メディア・ブリーフィング 国連サイバー犯罪条約交渉が最終段階に入り、あなたの権利保護を高めるには時間が足りない
草案は国境を越えた政府の監視を強化するが、チェック・アンド・バランスは弱い
プレスリリース
2023年8月18日
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ニューヨーク-8月23日（水）東部時間午後1時30分（太平洋時間午前10時30分）、電子フロンティア財団（EFF）、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、および4つの国際的な提携団体の専門家が、人権を脅かす国連サイバー犯罪条約草案の重大な欠陥についてレポーターに報告する予定である。

この条約は、国連加盟国が1年以上にわたって交渉中のもので、サイバー犯罪に対する国際協力を促進することを目的としている。この条約は、世界中の刑法改正を促進し、オンライン言論の犯罪化や法執行機関による国境を越えた監視を拡大する可能性がある。

強力な人権保障措置がなければ、この条約案は何百万もの人々、特にジャーナリストや活動家、差別や疎外に直面している人々や団体のプライバシーや表現の自由、その他の基本的権利を著しく損なう可能性がある。

ブリーフィングでは、条約交渉にオブザーバーとして参加している人権とデジタル上の権利の専門家らが講演する。私たちは、条約草案が検討される第6回交渉会合の第1週目に浮上する主要な懸念に焦点を当てる。会期は8月21日から9月1日まで、ニューヨークの国連で予定されている。

ブリーフィングはニューヨークからライブストリーミングされる。記者は直接出席するか、オンラインで参加することができる。オンラインおよび直接参加のための登録の詳細は以下の通り。

内容
国連サイバー犯罪条約草案における重要な人権問題に関するメディア・ブリーフィング。
記者会見にリモートで参加するには、以下のリンクから登録し、ウェビナーのIDとパスワードを受け取る：
https://hrworg.zoom.us/webinar/register/WN_M7XzpMzVQKKyElsF7g-MIA
直接会見に参加する報道関係者のためのメディアアクレディテーションはこちらで取得できる： https://www.un.org/en/media/accreditation/accreditation.shtml

スピーカー
Deborah Brown, Senior Researcher and Advocate on Technology and Rights, Human Rights Watch
Raman Jit Singh Chima, Asia Policy Director and Senior International Counsel, Access Now
Victor Kapiyo, Lawyer and Human Rights Defender, Kenya ICT Action Network
Katitza Rodriguez, Policy Director for Global Privacy, Electronic Frontier Foundation
Carey Shenkman, Human Rights Attorney, Article 19
Moderator:
Ioannis Kouvakas, Senior Legal Officer and Assistant General Counsel, Privacy International

日時
8月23日（水）午後1時30分（米国東部標準時／午前10時30分（太平洋標準時）／午後18時（日本時間

場所
国連特派員協会（UNCA）ブリーフィング・ルーム
国連事務局ビル
東42丁目405番地
S-308号室
ニューヨーク、NY 10017

国連サイバー犯罪条約年表はこちら：
https://www.eff.org/pages/un-cybercrime-treaty-timeline

国連サイバー犯罪条約についての詳細はこちら：
https://www.eff.org/issues/un-cybercrime-treaty
連絡先

Katitza Rodriguez

Deborah Brown

出典：https://www.eff.org/press/releases/media-briefing-un-cybercrime-treaty-negotiations-enter-final-phase-time-running-short