-
AI57
-
alternative_app16
-
Articles1
-
Brave2
-
ChatGPT8
-
COVID-19と監視社会19
-
fediverse10
-
firefox4
-
GIFCT2
-
Linux15
-
OS関係5
-
SNSのセキュリティ17
-
VPN7
-
アクティビストとセキュリティ28
-
ウエッブのセキュリティ52
-
オリンピックと監視社会7
-
オンライン会議システム14
-
ジェンダー3
-
スパイウェア12
-
デジタルID(マイナンバーなど)12
-
デジタルセキュリティツール10
-
ビッグデータ、大量監視213
-
プライバシー129
-
メールのセキュリティ38
-
リンク集11
-
共謀罪1
-
労働現場の監視8
-
労働運動10
-
国内の監視社会化と反監視運動5
-
国家安全保障5
-
政府・国際機関の文書など40
-
教育・学校6
-
教育、EdTech1
-
文化10
-
暗号化63
-
検閲72
-
法執行機関116
-
海外動向311
-
監視カメラ15
-
金融監視3
(PI) 抗議活動に対する警察による顔認識技術の使用
抗議活動で顔認識技術がどのように使用されるか、また、匿名性を維持するためにはどうすればよいかについての簡単なガイドです(英国版)。
2021年5月5日
重要なポイント
●顔認識技術(FRT)は、人の顔に関するデータを収集・処理し、人を特定するために使用することができます。
●FRTは、抗議活動を含む公共の場で人々の顔を監視、追跡、識別するために使用されることがあります。
●匿名性を保ちたい場合は、バンダナなど顔を覆うものの着用を検討するなど、いくつかの方法が考えられます。
●他にもいろいろな方法がありますが、完全な解決策ではありません…。

顔認識技術とは?
顔認識技術(FRT)は、人の顔に関するデータを収集・処理することで、人の識別に利用することができます。FRTは、撮影した画像を、既存のデータベースや「ウォッチリスト」に保存されている画像と照合します。
デモに関連してどのように使われるのか?
FRTは、抗議活動を含む公共の場で人々の顔を監視、追跡、識別するために使用されることがあります。これは、人々が知らないうちに、または同意しないうちに、公然とまたは密かに行われることがあります。
FRTに対応したカメラは、写真やビデオを撮影し、リアルタイムまたは後から人を特定することができます。FRTは、ソーシャルメディアにアップロードされた抗議活動の写真やビデオなど、既存の画像を分析して識別するためにも使用できます。
デモ参加者の顔データを収集すると、そのデータは既存のウォッチリストに追加され、他のソースからの顔データと比較して一致するものを見つけることができます。
また、これらのデータは、デモに参加している人々の新たなデータベースを作成し、将来の照合や識別に利用できる可能性もあります。
抗議活動に参加する際の注意点
匿名性を保ちたい場合は、バンダナなど顔を覆うものを着用するとよいでしょう。
他にも、フェイスペイントや、顔の認識を妨げるようなデザインの服を着るなどして、FRTを妨害することもできます。しかし、FRTは常に変化し、改良されているため、フェイスカバーやその他の方法は将来的に効果がなくなる可能性があります。
このような覆面や衣服の除去を要求する警察の権限は、状況や管轄によって異なります。この記事を書いている時点では、コロナウイルスが流行している最中ですので、現在のルールは変更される可能性があります。
警察はFRTを利用してソーシャルメディア上の画像やビデオ記録を分析することができるため、他の抗議者の顔が写っている抗議活動の画像を投稿する前に、この点を慎重に検討してください。
そのため、オンラインで写真やビデオを投稿する前に、顔をぼかすツールの使用を検討するとよいでしょう。
