(Fight for the Future)署名運動「Meta: パレスチナに話しをさせろ」

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(Fight for the Future)署名運動「Meta: パレスチナに話しをさせろ」

パレスチナ人はInstagramとFacebookで、コンテンツ削除、シャドウバンニング、アカウント削除によって沈黙させられている。

Metaが自社のプラットフォームでパレスチナを検閲するのをやめるよう求める請願書に署名しよう。

https://www.fightforthefuture.org/actions/meta-let-palestine-speak/

(訳注)署名する場合は、上記のサイトにアクセスしてください。サイトは英語表示ですが、わかりやすいと思います。もしわからなければ、機械飜訳などを利用してみてください。記入するのは、名前、メールアドレス、あなたの居住している国、郵便番号を記入します。Opt inを許可するチェックボックスをチェックすると、主催者からのメールでの報告などが受けとれます。

何が起きているのか?

ここ数日、インスタグラムがパレスチナ国旗の絵文字を含むコメントを非表示にしているという報告が多数あった。🇵🇸 少し調査したところ、Instagramはこのシンボルを「攻撃的な可能性がある」とラベル付けしていることが判明した。これは、パレスチナのコンテンツやパレスチナに関連するコンテンツに対するプラットフォームの偏見や検閲の一連の不穏な事例におけるほんの最近の出来事でしかない。

また、「パレスチナ人」や「Alhamdulillah」(アラビア語で神に賛美を)、パレスチナ国旗の絵文字を含むアラビア語の経歴やプロフィールの英訳に、Instagramが「テロリスト」という単語を挿入したことも報告されている。Meta はその後「謝罪」したが、被害は取り返しがつかないし、この事件はMetaの企業としての真の姿を物語っている。

ガザのパレスチナ人は、近年の人類史上最も残忍な軍事攻撃のひとつをくぐり抜けて生きている。彼らが家族や友人、そして外の世界とつながるために頼りにしているプラットフォームから差別や 黙殺を受けているという事実は、何よりも非難されるべきことだ。


画像(左上から)

  1. デイリー・ドット:https://www.dailydot.com/debug/motaz-azaiza-palestine-social-media-instagram/
  2. パレスチナ人ジャーナリスト、マリアム・バルグーティ: https://www.instagram.com/mariambarghouti/
  3. Tech Crunch: https://techcrunch.com/2023/10/19/meta-instagram-palestine-israel-shadowban-censorship-moderation-bias/

イスラエルの恐ろしい暴力が続く中、Metaのようなソーシャルメディア大手は、人権侵害や戦争犯罪を記録する場を提供するという重要な役割を果たすことができる──そしてそうしなければならない──。しかし、Metaや 他のメディアは、歴史を保存する代わりに、それを消去することを選択し、パレスチナ人やその支持者をシャドウバンニングや、あからさまなコンテンツ削除アカウント停止に追いやっている。同時に、パレスチナ人の殺害やガザの抹殺を呼びかけるヘブライ語の扇動的なコンテンツは放置され、拡散することが許されている。

こうした差別的な慣行は、Metaの機械学習データセットやコンテンツモデレーションのアプローチに組み込まれた人種差別や、イスラエルのCyber Unitという政府機関の行動と関係している。Cyber Unitは、「法的手続きなしに、また多くの場合、個々のユーザーが知らないうちに、ソーシャルメディアの投稿にフラグを立て、大手ソーシャルメディアに提出し、その削除を要請する」機関である。

パレスチナ人は、このような偏った制度とその影響について、声高はっきりと訴えてきた。近年、運動はビッグ・テック企業に圧力をかけ、物質的な被害を減らすための変更を行うことに成功している。

今すぐ、MetaがInstagramとFacebookでパレスチナとパレスチナ人を検閲するのを止めるよう要求する請願書に署名しよう。

詳しくはMeta, Let Palestine Speakキャンペーンページを参照のこと。

Metaに要請する:

コンテンツの削除からパレスチナ国旗の絵文字の抑制、シャドウバンニングやアカウント停止に至るまで、Metaのプラットフォーム上でパレスチナ人とパレスチナ擁護者が直面している検閲と差別は非難されるべきものである。私たちはMeta社に要求する:

政府に透明性を要請:

  • イスラエル政府、イスラエル・Cyber Unit、EU、パレスチナ自治政府の法執行機関など、世界中の政府から提出された法的および自発的な要請について、完全な透明性を提供すること。

オートメーションの透明性と偏りのないデータセット:

  • 自動化および機械学習アルゴリズムが、コンテンツ修正プロセスにおいて、いつ、どこで、どのように使用されているかについて、完全な透明性を提示すること。
  • 偏ったトレーニングデータセットの根絶を約束し、AI生成ツールの実装が侮辱的で非人間的な結果を生み出さないようにすること。
  • パレスチナやイスラエルのような複雑な社会的・政治的文脈では、人間のモデレーションを増やすことに投資し、よりニュアンスのあるモデレーション(特に危機的状況下でのモデレーション)を確保すること。

危険な組織:

  • 誰が「危険な組織と個人」政策の下で指定されているのか、そしてその理由について、完全な透明性を提供すること。
  • 報道の自由の保護や人権侵害の文書化のためのポリシーの除外を含める。

共同デザインと独立したレビュー:

  • 独立した人権デューデリジェンス・レビューと監査を継続的かつ包括的に実施すること。
  • 市民社会との継続的な共同設計プロセスにコミットし、パレスチナのコンテンツに関わる政策やプロセスを改善すること。

BSR勧告を完全に実施する:

  • BSRの「イスラエルとパレスチナにおけるMetaの影響に関する人権デューデリジェンス」報告書の追加勧告を実施し続けること。

あらゆる困難にもかかわらず、パレスチナ人は自分たちを黙らせ、自分たちをその土地から消し去ろうとする試みに立ち向かい続けている。 Meta は、ガザにおけるパレスチナ人に対する大量残虐行為と大量虐殺キャンペーン、そして現在進行中のパレスチナ人に対するあらゆる場所での攻撃に加担し続けるか、あるいはパレスチナ人の真実を語るための障害となることを拒否し、#LetPalestineSpeak を行うかという選択を迫られている。

出典:https://www.fightforthefuture.org/actions/meta-let-palestine-speak/

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