-
AI57
-
alternative_app16
-
Articles1
-
Brave2
-
ChatGPT8
-
COVID-19と監視社会19
-
fediverse10
-
firefox4
-
GIFCT2
-
Linux15
-
OS関係5
-
SNSのセキュリティ17
-
VPN7
-
アクティビストとセキュリティ28
-
ウエッブのセキュリティ52
-
オリンピックと監視社会7
-
オンライン会議システム14
-
ジェンダー3
-
スパイウェア12
-
デジタルID(マイナンバーなど)12
-
デジタルセキュリティツール10
-
ビッグデータ、大量監視213
-
プライバシー129
-
メールのセキュリティ38
-
リンク集11
-
共謀罪1
-
労働現場の監視8
-
労働運動10
-
国内の監視社会化と反監視運動5
-
国家安全保障5
-
政府・国際機関の文書など40
-
教育・学校6
-
教育、EdTech1
-
文化10
-
暗号化63
-
検閲72
-
法執行機関116
-
海外動向311
-
監視カメラ15
-
金融監視3
LineからSignalへ
グループでのチャットとか友人、知人、仕事でLineをつかっている方は多いと思いますが、ぜひLineの利用規約にいちど目を通してください。
Line規約に下記のような箇所があります。
「10.8. 当社は、法令または本規約の遵守状況等を確認する必要がある場合、法令に反しない限り、お客様の投稿コンテンツの内容を確認することができます。ただし、当社はそのような確認を行う義務を負うものではありません。 10.9. 当社は、お客様が投稿コンテンツに関し法令もしくは本規約に違反し、または違反するおそれがあると認めた場合、その他業務上合理的な必要がある場合、あらかじめお客様に通知することなく、投稿コンテンツを削除する等の方法により、本サービスの利用を制限できます。」
Lineは利用者の投稿内容を読むことができます。どのような意図で、誰の指示でLineが利用者のコンテンツを読むのか、また読んだ結果をその誰かに伝えるのか、伝えないのか、非常にあいまいなルールになっています。 日本の国内法でいえば、裁判所の令状が発付された場合はコンテンツの開示を拒否できませんがLineの上のルールはそれよりもずっと緩いものです。
現在、世界中の多くのユーザーはこうしたサービス事業者によるコンテンツへのアクセスに大きな関心があつまっており、サービス事業者でもコンテンツの内容を読めないような端末間暗号化(エンドツーエンド暗号化)を実装したアプリへの乗り換えが進んでいます。海外でいえばWhatsAppから大量のユーザーがSignalやThreemaに流れています。たぶん、日本ではこうした転換が起きておらず、たぶん、市民運動や労働運動でもLineを使いつづけているグループが多いと思いますが、そのリスクをそれぞれのグループできちんと議論して、リスクを確認しておくことが大切だと思います。
私はSignalをつかっています。もしよければSignalをスマホのアプリでインストールしてみてください。JitsiのサポートのときもSignalの通話機能で連絡をいただければ電話回線を使わないので、電話代の節約にもなります。PlayストアかAppleストアで検索してみてください。無料です。自分ひとりで変えても使いみちないでしょうから、グループで変更してみるのがいいでしょう。グループチャットも可能です。 下記のサイトの記事も参考になります。
WhatsAppの代わりに利用できる5つのアプリ 2021年最新情報【プライバシー保護と安全性で最高!】(英語記事の飜訳のようです。Line代替のアプリとして参考にしてください。ただし、Signalで絵文字が使えないとありますが、使えます)