憲法とナショナリズム――近代国民国家が抱える構造への批判

投稿日: 1件のコメントカテゴリー: オリンピックナショナリズム天皇制批判資本主義批判

1 はじめに――近代150年の断絶と継続 1.1 一貫性の構造 「明治150年」が端的に象徴している時間の観念は、近代を天皇の即位と死の循環によって表象する元号という「暦」の尺度のなかで規定しようとするイデオロギー的な時間の観念である。 日本の近代を明治元年に出発点を求めることが妥当かどうかという問題を脇に置くとして、直ちに日本の近代をのっぺらとした150年という時間のなかで、ある種の一貫性をもっ […]

「新元号制定に反対する署名」 集めにご協力ください

投稿日: 3件のコメントカテゴリー: ナショナリズム天皇制批判主宰者からのお知らせ声明、アピールなど

仲間のみなさんへ★おねがい★「新元号制定に反対する署名」集めにご協力ください 2019 年 5 月 1 日の天皇代替わりにむけて、政府は新しい元号を 2018 年中に発表するとしています。 一昨年来、首都圏各地でさまざまなかたちで反天皇制の運動に取り組んできた私たちは、この新元号制定に反対する署名活動を皆さんによびかけます! 「昭和」の時代と比べれば、市民生活から元号は急速に姿を消しつつあります。 […]

小池都知事の朝鮮人虐殺犠牲者追悼メッセージ取りやめに抗議します

投稿日: コメントするカテゴリー: ナショナリズム天皇制批判主宰者からのお知らせ声明、アピールなど

以下、レイバーネットから転載します。 小池都知事の朝鮮人虐殺犠牲者追悼メッセージ取りやめに抗議します ・賛同人 小沢信男 (作家) 加藤直樹 (ノンフィクション作家) 香山リカ (精神科医) 斎藤美奈子 (文芸評論家) 坂手洋二 (劇作家・演出家) 島田虎之介 (漫画家) 島田雅彦 (作家) 鈴木 耕 (一般社団法人マガジン9代表理事) 田中正敬 (専修大学文学部教授、歴史学) 永井 愛 (劇作家 […]

生前退位論議から天皇制廃止への道筋を考える

投稿日: 7件のコメントカテゴリー: ナショナリズム天皇制批判

3月2日に衆参両院の正副議長が各党派代表者の会議を開催し、生前退位の合意をとりつけ、生前退位否定の選択肢がまず消えた。生前退位について有識者会議や政党間でも議論は三分されており、そもその生前退位を認めるべきではないという主張が極右派の立場で、共産党や社民党は、象徴天皇制の是非問題を棚上げにして天皇制存続を前提に皇室典範の改正で対処すべきだとの見解であり、与党の特別法対応はその中間に位置するといえる […]

書評:武藤一羊著『戦後レジームと憲法平和主義』れんが書房新社、2016

投稿日: 2件のコメントカテゴリー: ナショナリズム天皇制批判書評、映画評、音楽評など資本主義批判

刺激的な本に出会うということは、本の内容をそのまま受け入れるということよりも、本の内容に触発されて、著者がどう思うかとは別に、私自身の考え方に一歩でも新たな展開をもたらすようなことだと思う。武藤一羊の議論は、とくに私とは目のつけどころも方法論も違うけれども、現状への危機感は多くの点で共有できるという意味で、刺激的である。本書もまたそうであった。以下では主に、本書の理論的な枠組を提示している「総論」 […]